一番きれいに見える『部分月食』は何時？地域別にまとめてみた

本日11月19日(金)は『限りなく皆既月食に近い部分月食』が日本国内の広い範囲で見られます！

日本での観測は1881年12月6日以来の、140年ぶりになるそうです。

では、自分の住んでいる地域では何時ごろに一番きれいに見られるのか？

地域別にまとめてみました！

部分月食とは？

月食って？と思う方の為に「月食」について簡単にまとめました♪

「月食」とは月が太陽に照らされている地球の影に入ることによって起こる現象です。

「月食」は太陽ー地球ー月が一直線に並ぶ満月のときにだけ起こり、「部分月食」は一年に2～5回ほど、ほとんどの年は3回以下のタイミングでしか起こらないそうです。

今回は「部分月食」となっているので一部分が出ている(月として見える)状態ですが、今日の「部分月食」は98％隠れる状態になるため、限りなく皆既月食(月が地球の影に完全に隠れる)に近いと言われています。

ちなみに、自分の住んでいる地域では何時から見られるの？

札幌では16時3分頃から、那覇では17時35分ごろから月がではじめ、部分食が始まりますがこの時間の月は水平線の下にあるため、見えません。

どの地域も月食の最大は18時3分ごろ。終わりは19時47分頃となっていますのでこの時間が各地域、一番キレイに見える時間となっています。

ですが、今回は低い位置での月食になるので建物が多い場所などでは見にくいと言われています。

東の空、ひらけた場所が観測するのに適していますので探してみましょう♪

ちなみにこの「月食」、継続時間は過去300年の中で最長レベルらしいです！

ただ、残念ながら今日は北海道・東北日本海側では天気が悪い時間がありますので観測は難しいかもしれません…

ですがウェザーニュースのHPではYoutubeで本日17時から「部分月食」の様子を生配信するそうなのでそちらも是非チェックしてみてください♪

初めて月食を見る！という方も多いかもしれません。

「月食」は「日食」と違って肉眼・望遠鏡・双眼鏡で観測できます。

低い位置の月は赤っぽく見え、今回の月食では「赤胴色」に見えるので、双眼鏡があるとよりよく見えると思います。

今回の『部分月食』は先程記した通り、過去300年の中で最長の継続時間です。

自然現象はタイミングが合わないとなかなか見れません。

ちなみに次回『皆既月食』として見られるのは2022年11月になるそうなので、是非時間が合う方は今日の『部分月食』を是非見てみてくださいね♪